勘に頼らない側の投資判断に「収益還元法」と言う
 考え方を使っています。
 
 ここではなるべく簡単に、この収益還元法を説明し
 てみますネ
 金融工学と言うと大げさですが、ロジカルな判断方
 法とし知っておいて損はないと思いますヨ!

 初めての方まずバックナンバーをご一読頂く事を
 オススメします。

 バックナンバーはこちら 

【アクリバ理論その2】

 未来の収益と株価との関係

 さて前回、
 「今のお金と未来のお金は価値が違う」
 「その価値の差は金利で表現できる」
 と書きました。
 
 そしてそれを数式で表現すると

 今の金額 = 1年後の金額÷(1+金利)

 となる事を説明しました。

 ここで、「なんでこれが株と関係するの?!」と考え
 る方もいらっしゃると思います。

 今回はその部分の解説です。あせらずのんびり行きま
 しょうネ!

 ○自動販売機

  ここで、こんな自動販売機をイメージして下さい。
  ・永久に壊れない。
  ・商品補充は業者がかってにやってくれる。
  ・業者へ払う費用、電気代を差し引いても、永久に
   年間10万円を稼いでくれる。  

  お分かりでしょうか?!この自動販売機は小さな企
  業と見なせます。これを考える事で「株価」を考え
  る事になります。
  
  #上記の想定を「ありえない」なんて面倒な事は言
  #わずにお願いしますネ。10年で壊れるとか言い
  #出すと、とても面倒になります(苦笑)
  
  さてこの自動販売機、いくらの価値があると思いま
  すか?!

  「永久に毎年10万円稼いでくれるから価値は無限」
  は間違いです。
  
  ここでも未来のお金を、今の価値に換算する作業が
  必要になるのです。

  詳しい説明は省きますが、永久に受け取れる一定額
  のお金を今の価値に直す場合、次の計算だけでOK
  です。
  ※高校レベルの数学教科書に載っていると思います。 

  ------------------------------------------
 今の価値 = 毎年もらえる金額 ÷ 金利
------------------------------------------

  簡単でしょ?!

  さて、最初にお話した自動販売機の場合、年間10
  万円稼いでくれるワケですから、仮に金利を10%
  とするなら

  今の価値=10万円÷0.1(10%)=100万円
  
  なんて結果になります。

  さてここまで来ると、この話が株に繋がっている事に
  気づく方も多いのではないでしょうか?!

  例えば・・・
  企業の収益が毎年1株10万円だとして、永久にそれ
  が続くとみなせるのであれば、未来の収益を今の価値
  に換算すると、その企業の価値が計算できる事になり
  ます。

  先ほどの例で金利が10%とするならば

  株の価値=10万円÷10%=100万円

  です。

  この結果が分かっていて、もしこの株が50万円で売
  りに出ていたら・・・買いですよね?!

  ところが、事はそんなに単純ではありません。(笑)
  この金利をどう考えるか・・・が次の課題です。

  次回(来週?!)にその辺をお話します。

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2010.05.03 Mon l 投資技法 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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